クラフトエイドのパートナー、アフガニスタンで活躍する安井浩美さんから、生産者の女性たちについてご紹介いただきました。


バーミヤン ハンディクラフト アフガニスタンのマークSilk Road Bamiyan Handicrafts Afghanistan

(シルクロード バーミヤン ハンディクラフト アフガニスタン)


Silk Road Bamiyan Handicrafts Afghanistanは、ホテルシルクロードバーミヤン
のオープンと同時にスタートしました。

最初は、ホテルのオリジナルの備品を製作するため、いろいろなハンディクラフトを
取り扱うNGOなどをあたりましたが、結局、納得のいくものがなく、それならばと、
自身でデザインし、製作することがきっかけで現在に至っています。

ハンディクラフトは、女性たちの貴重な収入源となっているのと同時に、貧困のために、アフガンのすばらしい伝統芸能が滅び行くのを防ぐため、それからすばらしい技術を持つ女性たちの手を、生活に追われ、とめたくなかったというのが理由です。
なんといっても、自分自身こうした手芸などの民芸品が好きだということがいちばん大きいのですが。


2007年にアフガニスタン中部のバーミヤンに完成したホテル内にも、みやげ物コーナーを開設、
おもにバーミヤンで織られる手織りの布を使用したバックや、バーミヤンピースベアーとなずけた
アフガンの民族衣装を着たくまちゃんなど人気をよび、おかげさまで、2009年11月には、アフガン人の4人の仲間と一緒に、ショッピングモールをカブール中心部にオープンさせることができ、そこでもバーミヤンのオリジナル商品が人気を呼んでいます。
カブールにお店を持てたことで、女性たちにも仕事を途切れずお願いすることができ、女性たちの生活向上にもつながっています。


アフガニスタンでの機織り 布を織るアフガニスタン女性 ピースベアを作るアフガニスタン女性


女性たちも毎月決まった収入が得られ、生活に少しだけゆとりができみな喜んでいます。
こうして、日本からも注文をいただけると、もっとたくさんの女性に仕事をお願いすることができるようになるので、女性たちは感謝しています。

女性たちも、ただ単に生活のためということではなく、自分の仕事に対して興味を持ち始め、戦後復興の一端を人々の意識的な面で十分担えているのではないでしょうか?

名前の通り、うちのハンディクラフト商品は、主に、バーミヤン・カブール・ガズニ県出身のハザラ族の女性による製作がほとんどです。

みな貧困で、うちで働く前は、食事も十分に取れないような家庭がほとんどでした。
とくに、夫が戦争などで障害があり、働けなかったり、障害を持つ子供を持つ女性や、もちろん未亡人の女性などが働いてくれています。

うちは、NGOではないので、手取り足取り教えるのではなく、手芸はアフガン女性は、できて当然、できない人に一から教えることはしません。
できる人の才能を伸ばしてあげれるような形で指導しています。みな、プロフェッショナル集団です。


(文/写真 安井浩美)
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