第1回 リニューアルにむけての想い
〜アジアの手仕事の魅力/クラフトエイドのフェアトレード〜

クラフトエイドは、アジアの女性たちが手仕事で作ったものを展開するシャンティ国際ボランティア会のフェアトレード事業です。作り手は山岳少数民族や紛争で傷ついた人々、スラムに暮らす人々です。 収益の一部は現地の子どもの教育支援活動に使われます。

手仕事の魅力を伝えるために

クラフトエイドは34年を迎えました。その間、作り手たちを取り巻く環境は劇的に変化し、外に働きにでたり出稼ぎに行く女性が増え、刺繍や織物をする時間は減りました。

クラフトエイドの作り手たちは、時代が変わっても家族と暮らす時間を大切にし、伝統を守りたいと願う人々です。そのため、手仕事による収入をもっと増やしたいという声が多く届くようになりました。

私たちはこの想いにこたえるためにクラフトエイドのあり方について改めて考えました。

 ― 魅力的なアイテムをつくり支援につなげる

 ― 作り手のストーリーを伝える

 ― 活動の輪が広がるよう、誰かに伝えたくなるブランドに育てる

2019年は、新たな気持ちと共にはじまりました。新しいデザイナーの方々とコラボレーションしたアイテムは、より魅力的に仕上がりました。これまで大切にしてきたことはそのままで、新しくなったクラフトエイドをお楽しみください。

ロゴも新しくなりました

テーマは「つながる」

クラフトエイドを通して作り手とお客様がつながりますように、という想いを込めてCRAFTとAIDのAをつなげました。

クラフトエイドはシャンティ国際ボランティア会のフェアトレード事業です。シャンティ国際ボランティア会はアジアの子どもたちへ教育支援や緊急救援を行うNGOです。すべての子どもたちに教育の機会をとどけるため、地域の文化や対話を大切にしながら、図書館活動や学校建設を行っています。

 

Photo by Hirotaka Hashimoto