にじいろクレヨン

「東日本大震災の被災地を、子どもたちとともに」

宮城県石巻市出身の画家である代表の柴田さん。自身も津波で自宅を失い、命からがら避難所へ駆け込んだ経験を持っています。震災で心が傷ついた子どもたちの拠りどころとなる場所を作るために「にじいろクレヨン」を設立、震災から10年が経った今でも、子どもたちと寄り添うことを目標に活動を続けています。

「にじいろクレヨンの原点 −命のつかいみち-」
東日本大震災から間もない3月下旬、にじいろクレヨンの代表である柴田さんが友人に話した会話が紹介されています。

地域で子どもを見守るコミュニティ

震災から10年が経過した石巻市では、人口の減少や核家族化が顕著になっています。震災後、大規模移転にともない、「既存住宅」「戸建て再建住宅」「災害公営住宅」の3つの属性が生まれました。生活文化や経済感覚の違いから、同じ地域に住んでいても3つの属性が交わる環境がなく、地域の子どもや大人にとっての精神的・空間的居場所は不安定です。

「にじいろクレヨン」では、地主農家さんのアドバイスをいただきながら子どもたちが野菜の収穫を行ったり、子どもたちを対象に食育ワークショップを開催するなど、子どもたちや乳幼児親子、地域住民など多世代が気軽に集まれる居場所作りや地域で子どもを見守るコミュニティづくりを行っています。

活動は下記の3つです。
-東日本大震災被災児童支援の継続
-子どもを見守るコミュニティづくり
-子どもの健全育成に関する講座・ワークショップ・ネットワークづくり

また、以前は代表の柴田さん自身が子どもたちと接しながら活動を行ってきましたが、地域で子どもを見守るコミュニティの土台を構築するために、近隣小学校、町内会、社会福祉協議会と連携を促進し、地域全体での子どもを取り巻く豊かな環境づくりを促進を目指しています。

お絵描き教室ゴゴッカン

子どもの健全育成に関する講座・ワークショップでは、お絵描き、陶芸教室運営を通して、子どもたちが自由な発想で表現できる場づくりを行い、創作活動を通して自己表現ができる感性を育んでいます。

新しい石巻市の産業を目指して

今回は、土堀には代表の柴田さんも同行し、地元石巻市の陶芸家の方が制作した“石巻金華焼”を販売します。一つひとつ手仕事で作られる石巻市の土を使った土感のある力強い陶器です。もともと石巻市には陶磁器という伝統工芸はありませんが、陶芸を新たな石巻市の産業として育てて行きたいという思いから、地元の金華山にちなんで“石巻金華焼”と命名しました。

取扱い商品一覧

石巻金華焼

全て一点物の商品です。
販売価格:3,300円(税込)〜6,600円(税込)

商品一覧をみる>>>石巻金華焼シリーズ

石巻金華焼

全て一点物の商品です。
販売価格:3,300円(税込)〜6,600円(税込)

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