アイテム紹介
サイズ |
約タテ5cm×ヨコ4cm、ひも約9cm |
素材 |
綿 |
生産国 |
ラオス |
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手刺繍、色柄おまかせ |
発送方法 |
宅配便/レターパックライト |
刺繍がひとつひとつ異なる、シビライ村のモン族の刺繍が入った小さなマスコットです。色合いもアジアの独特な雰囲気なモノが多く、目で見ても楽しめるアイテムです。色柄は全てお任せください。
細かいクロスステッチ刺繍がほどこされています。お花やトリ、蝶、動物、幾何学模様など、柄はさまざま。どんな柄が届くかはお楽しみ。
刺繍の柄は母から子へ代々伝わるもの。それぞれの家庭でみな違う柄を持っています。クラフトエイドでは、「代々受け継いだ柄を大事にして欲しい」と、刺繍の柄は自由にお願いしています。柄に合わせてカタチも決まってくるため、サイズにも若干のバラつきがございますが、ご理解いただければ幸いです。
東南アジアの内陸部に位置するラオスの国土は、日本の本州と大体同じぐらい。その約70%は高原や山岳地帯。豊かな自然が残っている山間の国です。ニューヨーク・タイムズで「世界で一番行きたい国」第1位に選ばれたこともあります。人口の6割はラオ族、その他モン族やアカ族など約50もの民族が暮らしているラオスは、多民族国家です。『シビライ村』シリーズはモン族の村から届きます。
シビライ村は、ラオスの首都ビエンチャンから車で3時間ほど離れた、ヒンフープ郡のはずれの、道路沿いの小さな傾斜にある村です。村には約200人が住んでいます。彼らは、ラオスやベトナムで起きた戦争のために難民となって、タイの難民キャンプで15年近くも暮らし、1993年、再びラオスに帰還することができました。
ラオスに戻ってきて、一から始まった生活。このシビライ村の土地は、ラオス政府からあてがわれたもので、十分な農地が確保できません。十分なお米がとれず、自分たちが食べるお米も買わなくてはいけません。そのぎりぎりの生活を支えているのが、女性たちが畑仕事や家事の合間に、一所懸命作っている刺繡アイテムです。 モンの人びとは、もともと民族衣装を作るために刺繡が得意ですが、その技術をいかして、貴重な現金収入を得ています。
難民キャンプで過ごした年月の間にも受け継がれてきた、伝統の刺繍技術。忙しい農作業や家事の合間に作った刺繡が、子どものノート代や薬代の助けになり、村の人たちのぎりぎりの生活を支えています。女性たちは、籠の中に布を入れ、農作業に向かいます。そして農作業の合間に、木陰で刺繡に精を出します。