アイテム紹介
サイズ |
約タテ11cm×ヨコ11cm |
素材 |
綿 |
生産国 |
ラオス |
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重ね縫い |
発送方法 |
宅配便/レターパックライト |
モン族特有の技法、リバースアップリケを使ったコースターです。重ねた上の布に切り込みを入れ下の布にまつる技法で、刺繍より難しいといわれています。
リバースアップリケには身近な自然や生き物がデザインされることが多く、コースターの模様にもそれぞれ名前と意味があります。
蝶の羽 「蝶」にはモン族の始祖という意味があります。
葉っぱとかたつむり 「かたつむり」は健康の象徴です。
野菜畑
星の光
アオムシの足跡
東南アジアの内陸部に位置するラオスの国土は、日本の本州と大体同じぐらい。その約70%は高原や山岳地帯。豊かな自然が残っている山間の国です。ニューヨーク・タイムズで「世界で一番行きたい国」第1位に選ばれたこともあります。多民族国家で、人口の6割はラオ族、その他、モン族やアカ族など50を超える多様な民族が暮らしています。
ラオスに暮らすモン族の人々は、1970年代から国内の激しい内戦に巻き込まれ、難民となって隣の国タイに逃れた経験を持っています。1985年、モン族の人々が住むバンビナイ難民キャンプで教育支援活動をしていた私たちは、キャンプ内のモン族の人たちが作る素晴らしい伝統的な刺繍と出会いました。この出会いがシャンティ国際ボランティア会のフェアトレード事業、クラフトエイドのはじまりです。その後、モン族の人々が難民キャンプからラオスのタンピアウ村に帰還した今でも一緒に、クラフトエイドのアイテム作りを続けています。難民キャンプ時代に出会った刺繍を、今でも皆さんのもとにお届け出来ることが私たちの誇りです。
1990年から400人以上のモン族の作り手たちと仕事をしているフェアトレードを推進する現地のパートナー団体と一緒にクラフトエイドは活動をしています。彼らは、定期的に遠方の村に訪問し、仕事の発注、材料の提供、技術指導を行っています。作り手たちが得た貴重な現金収入は、子どもたちを学校に通わせるための貴重な現金収入につながっています。また、病気になった時のための薬の購入や、子どもたちに美味しいご飯を作るための生活費として使われています。