アイテム紹介
サイズ:約タテ(鼻先から前足)11cm×ヨコ8cm
素材:手織りシルク(本体)、ポリエステル・シルク混紡(耳)、プラスチックビーズ、植物性コットン(中綿)
生産国:カンボジア
特徴:柄おまかせ(耳部分)
発送方法:宅配便、ポスト投函型宅配便
『鼻が上を向いているゾウは運気が上がる』と言われている人気のマスコット。愛らしいフォルムが特徴です。一つひとつ手作りのため、表情もそれぞれ。カバンに付けて一緒に出掛けたくなるアイテムです。
(注意)入荷時期によって生地の色味が写真のものと異なる場合があります。
このアイテムは、カンボジアのコンポントム州の農村地域に暮らす女性たちが農作業の合間に製作しています。首都プノンペンから車で3時間ほど。農業で生計を立てて暮らしています。2019年のコロナの時期には注文が減ってしまい、家族のもとを離れ、キャッサバ農園や建築現場へ出稼ぎへ出る人もいたそうで、『ゾウのしあわせマスコット』を作って得た貴重な現金収入が家族の生活を助けています。
『ゾウのしあわせマスコット』の生産者のChamさん
2人のお子さんを大学まで通わせたしっかり者のお母さんです。畑と田んぼで、お米やキャッサバ、カシューナッツを育てながら、収穫した作物を他の食材と交換して生活をしています。製作は農作業の合間。製作で得た収入は、食費や学費、電気代など日々の生活の助けになっています。
中に熱した石を入れ、生地にアイロンをかけます。よく生地を焦がしてしまい、渡した用尺分のマスコットが作れなくなることも....。出張時のインタビューの際に担当者も初めて知りましたが、焦がしてしまった布は、なんと小学校の黒板消しに◎
シャンティ国際ボランティア会とカンボジアとのつながり
シャンティ国際ボランティア会は、1991年からカンボジアで学校建設や図書館事業を行っています。30年近く続いた内戦が終わり、近年、経済発展を遂げている一方で、拡がる経済格差、伸び悩む教育の質、貧困、非識字率の高さなど、挑戦すべき課題は山積みのままです。
パートナー団体「Village Works」の紹介
クラフトエイドは、カンボジアのプノンペン郊外とコンポントム州に2つの工房を持っているVillageWorksと一緒に、手刷りや手織りのアイテムやシルクのアクセサリーなどを作っています。
VillageWorksは2001年カンボジアのコンポントムにある小さい村から始まり、農村の女性の生活向上や、ポリオなど障がいのある若者の生活と職業を支援している団体です。
プノンペンの工房は、寮も完備され、障がいのある若者が共同生活をおこなっています。両工房ともに職業訓練制度もあり、安全や健康に関する教育も行なわれています。